子供の頃からの夢だった看護師

私の母が看護師で、子供の頃から将来は私も看護師になりたいと思っていました。
高校を卒業して地元の看護学校に入りました。

授業も実習もとても大変で何度も挫けそうになりましたが、必死に頑張りました。
そして無事卒業することができました。

母は「卒業おめでとう。よく頑張ったね。でもこれからの方がもっと大変だから、気を引き締めて頑張るんだよ!応援してるからね!」と涙声になりながら私の背中を叩きました。

私も涙ぐみながら「うん、どんなに辛くても頑張るね!」と元気に答えました。

母がとても喜んでくれているのをみて、私も嬉しくなりました。
なんとしても母の期待に応えたい。

その想いを胸に看護師の仕事が始まりました。

私には看護師の仕事が向いていない

いざ仕事が始まると、自分がいかに無能な人間なのかを思い知らされました。
学校では優秀な方だったのですが,実際に働いてみると授業で勉強したことが思い出せない、採血が上手くできない、物覚えが悪い。

失敗しないように丁寧にやろうとすると時間がかかってしまって「遅い」と言われ、先輩に早口で指示されてよく聞こえなかったのでもう一度聞くと「一度で覚えて」と怒られる。

自分にはこの仕事は向いていない。
辞めたいと思いましたが、母のことを思うと辞められませんでした。

それからしばらくは毎日辛くても仕事に行きましたが、不眠症になり食欲もなくなって体重が10キロ以上も落ちてしまいました。

もう限界だと思い、退職願を出しました。
母は私に「よく頑張ったね。もう無理しなくていいからね」と慰めてくれました。

看護師から全く違う会社へ就職

それからしばらく療養した後に、雑貨店に就職しました。
今の仕事も辛いことはありますが、それでも毎日楽しく生活しています。

辞めてからあらためて自分は看護師に向いていなかったんだなと思います。

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