看護師の離職率は約10%

看護師の離職率は平均10%です。
少し古いデータになりますが、常勤看護師が12.6%、新人看護師は9.2%です。

新人看護師はすぐ辞めると言われますが常勤看護師の方が多いのですね。
常勤看護師と新人看護師でみると都道府県でかなり差があります。

新人看護師の平均離職率 平均9.2%

常勤看護師は東京都ですと17.8%、大阪なら17.3%と非常に高い離職率です。
その一方で福井(6.2%)や山形(6.5%)、福島(7.7%)と倍以上も低い離職率です。

以下では病院の種類や都道府県別に統計資料を考察していきたいと思います。

都道府県別の新人看護師平均離職率

上記にも記載したとおり新人看護師の離職率は都道府県によっても大きく異なります。

最も高い離職率は沖縄の15.1%、最も低いのは富山の4.2%です。
また、常勤と新人でも差が大きく、愛知は常勤が13.4%に対して新人は6.7%です。
反対に鳥取は常勤が9.5%に対して、新人は14.7%になっています。

新人看護師の離職率が高い順番になっています。

都道府県名 新人看護師の離職率(%) 常勤看護師の離職率(%)
沖縄県 15.1 15.3
鳥取県 14.7 9.5
栃木県 14.0 11.2
香川県 12.8 8.9
兵庫県 12.7 14.9
宮城県 12.5 9.5
東京都 12.2 17.8
大阪府 12.0 17.3
島根県 11.3 9.5
千葉県 11.1 13.1
長崎県 10.5 10.0
和歌山県 10.3 9.3
愛媛県 10.3 10.7
広島県 9.8 10.6
埼玉県 9.8 13.9
神奈川県 9.7 15.5
福岡県 9.4 14.7
秋田県 9.2 8.1
群馬県 9.2 10.0
奈良県 8.9 13.8
熊本県 8.5 10.7
滋賀県 8.3 13.6
青森県 8.2 8.3
大分県 8.2 11.6
京都府 8.1 15.7
北海道 7.7 14.0
岡山県 7.7 11.4
山口県 7.5 9.9
高知県 7.5 11.4
山梨県 7.2 9.0
長野県 7.0 8.6
鹿児島県 6.8 13.0
静岡県 6.7 11.9
愛知県 6.7 13.4
岐阜県 6.7 11.0
岩手県 6.6 8.3
山形県 6.6 6.5
三重県 6.5 9.4
福島県 6.4 7.7
石川県 6.0 8.6
茨城県 5.9 11.5
新潟県 5.0 8.5
宮崎県 4.8 10.7
佐賀県 4.5 9.0
福井県 4.4 6.2
徳島県 4.3 8.0
富山県 4.2 8.8

立地条件でも離職率には差があり東京都(23区)や政令指令都市(人口50万人以上の市)では新人看護師の離職率が10.5%、過疎地域の市町村では6.7%です。

常勤では都心15.6、過疎地域9.0で約1.7倍の差がありますが、都心は転職先の病院やクリニックも多いというのが影響しているのではないかなと思います。

病院の種類別にみる離職率

続いての資料は病院の種類別による離職率です。
各都道府県または市町村の病院は約7.3%、医療法人が最も高く12.1%になっています。

病院の種類 新人の離職率(%) 常勤の離職率(%)
医療法人 12.1 14.4
個人病院 11.6 14.2
学校法人(社会福祉法人、医療生協など) 10.5 15.4
社会保険関係団体 9.3 14.2
公益法人 8.7 14.0
国(厚労省や国立大学など) 8.2 12.0
公的医療機関(日赤、済生会、厚生連など) 7.5 10.7
都道府県・市町村 7.3 9.2

看護体制別の離職率

続いての資料は看護体制別の離職率です。
何となく想像がつくと思いますが、基本的に看護体制が手薄いほど離職率が高くなります

7対1では8.9%の離職率が15対1になると11.4%になります。
看護師不足、平均入院日数が満たせない「特別入院基本料」になると22.7%に跳ね上がります。

病院の種類 新人の離職率(%) 常勤の離職率(%)
準7対1 0 8.7
7対1 8.9 13.0
10対1 9.1 12.2
15対1 11.4 14.2
13対1 13.2 14.6
特別入院基本料 22.7 14.7

準7対1は施設数が少なすぎて参考になりません。

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