様々な分野で活躍する看護師たち

看護師は働く場所の選択肢が多い職種です。
一般的には卒後は病院勤務が多いですが、その後はクリニック、訪問看護、老人ホームなど様々な選択肢があります。

では実際にどれぐらいの看護師が、どんな場所で働いているのでしょうか?
統計資料を使って調査してみました。

参考資料:看護師、准看護師(年次別・就業場所別)
http://www.nurse.or.jp/home/publication/toukei/pdf/toukei04.pdf

日本看護協会 看護統計資料室より

ここ10年で分かる働く場所の変化

看護師の働く場所はここ10年間で大きく変化しています。
最も人数として増えているのが居宅サービス、いわゆる在宅看護の分野で増加数は2倍以上です。
平成15年に20,000人だった在宅看護で働く看護師は平成24年には48,293人になっています。

次に増えているのが事業所、いわゆる一般企業です。
恐らく一般企業で看護師が増えている要因は治験関連(CRA、CRC)であると思います。

特に臨床経験の豊富な看護師は医療メーカーや新薬の開発メーカーなどに求められています。
実際にナースフルマイナビでもCRAやCRCで求人検索がかけられるぐらいです。

その他、増加傾向にあるのが訪問看護、介護施設、社会福祉施設、学校も看護学部を新設する大学が多くなっていることから増加傾向にあります。

その一方で、保健所に関しては減少傾向、市町村など役場は横ばいとなっています。

病院がダメでも他がある

新人看護師の中には数ヶ月働いて「私には看護師は向いていない」と考えてしまう人もいると思います。

確かに向き不向きはあると思いますが、数カ月間で向き不向きを判断することは難しいです。

それでも自分には向いていないと感じたら、なぜ向いていないか?を確認しましょう。
そこから他の科でならどうか?他の職種ならどうか?を決めれば良いと思います。

例えば、患者さんと接することが嫌なら、あまり患者さんと接することのない科であったり保健師という道もあります。

生命のプレッシャーに耐えられないなら回復期の病院という選択もあります。
理由はなんであれ看護師を辞めるという選択ではなく、看護資格を活かすという選択があることを知っておいて欲しいなと思います。

統計資料:看護師・准看護師の年次別就業場所

年次 病院 訪問 福祉施設 居宅 学校 保健所 事業所
平成15年 783,122 26,381 21,269 20,367 11,393 1,352 4,395
平成16年 791,019 25,935 22,859 26,617 11,492 1,028 5,198
平成17年 797,758 26,822 23,372 31,547 11,947 1,021 6,164
平成18年 810,794 26,990 25,468 33,427 11,726 1,128 5,164
平成19年 830,794 28,185 27,307 37,203 11,902 1,015 5,630
平成20年 846,654 27,382 28,765 35,380 12,586 954 7,295
平成21年 867,752 27,842 30,127 38,406 12,952 991 7,641
平成22年 886,500 30,026 32,199 42,595 13,571 1,104 7,695
平成23年 901,342 30,635 33,887 44,057 13,801 1,072 8,027
平成24年 917,568 33,390 34,792 48,293 14,693 1,093 8,107

※単位は人です。

求人サイトトップ

このページの先頭へ